初めてデザイン依頼・発注の時に押さえておくべきコツはこれ!

タンダ

こんにちは!大阪は茨木のデザイン事務所、ハシルデザインです。

大変ありがたいことに、最近はご新規のお客さまも多くなってきました。

それに伴い、よく尋ねられることとして「どんな風にデザインを発注したらいいの?」というものがあります。

そう言えば「こうしてください!」と社会通念としてあるわけでもないので、何かしら指針というか、テンプレートみたいなものがあっても困らないですよね。

今回は「初めてデザイン発注をする時に押さえておくべきコツ」をご紹介します!

ちなみに「このテンプレートに沿って発注してください!」というものではなく、「デザインをつくっていく上でこれだけ伝えておけばブレが少ないですよ」という内容です。

ですので、他社さんにお願いされる時も参考になると思います!

目次

初めてデザイン発注をする時に伝えるべきことはこれ!

デザインを発注する時、または見積り依頼をする時に最低限伝えることは以下のとおりです。

  1. 御社の業種と広告する商品の内容(伝えるべき内容については詳しく後述します)
  2. デザイン制作をして達成したい目的(新規顧客を増やしたい・認知度を上げたい等々)
  3. ターゲット
  4. スケジュール・予算
  5. イメージ
  6. 使用メディアや広告サイズ

4以降は未定でも大丈夫ですが、詳細な見積もりや可能な納品日がすぐ欲しい場合は伝えたほうがスムーズです。

では順番に解説していきますね!

デザイン発注をする時に伝えるべき御社の情報と商品内容

これは問い合わせ時には、社名や商品ページを知らせるだけでも大丈夫です。

タンダ

おそらく、大抵のデザイナーはそれだけで御社のことや商品のことを根掘り葉掘り調べます…!

問い合わせ後、反応が良くて「一度打ち合わせをしてみましょう!」となった際は、調べても出てこないようなことだけど、デザイナーに知っておいてほしいことを伝えるといいですね。

例えば「正直に言って、A社のこの商品には性能面・価格面で勝てないけど、もっとシェア伸ばしたいと思ってる。A社の商品よりカラーバリエーションはあるので、それは売りになるかも」とかそんなぶっちゃけた感じのこととか…

(実際に「うちの商品、いいとこなしやねーん!」とおっしゃるところから切り口を変えて訴求するとかなり反応が変わることも多々あります。)

この商品を企画するまでにこんな紆余曲折があった、こんな背景があってこの商品を開発した、などのストーリーがあればぜひ教えてください!

商品に対する思いなども大歓迎です!

というのも、デザインをする時は「なんとなくカッコいいからこうしよう」なんてことはほぼあり得ません。

訴求する商品やサービスに紐付いたり意味づけができるモチーフやカラー展開で世界観をつくっていきます。

そのためにはその商品や、御社のことをどっぷり知る必要があるのです。

タンダ

少し打ち合わせの時間が長くなるかもしれませんが、ぜひ御社のこと、商品のことをみっちりしっかり私たちに教えてください!

そのデザイン制作を通して達成したい目的

次に、その商品やサービスを訴求する広告物やメディアをつくって、達成したい目的を教えてください。

例えば…

  1. 露出を増やして売上を伸ばしたい
  2. 姉妹商品を出すので、既存商品と絡めてキャンペーンをして相乗効果を狙いたい
  3. 問い合わせ件数を増やしたい
  4. 現状シェア3位だけどまずは2位を狙いたい

具体的な数値目標でももちろんOKですし、ざっくりした目的でも大丈夫です。

あまりざっくりしている場合は、ヒアリングの中で最適な着地点を探っていきますのでご安心ください。

なぜこの目的を詳しくお聞きするのかと言うと、売上を伸ばしたいor売上を30%伸ばしたいでしたら細かな訴求は違ってきても大きく方向性としては同じものになりますが、問い合わせ件数を増やしたいとなると、デザイン訴求の方向性から変わってきます。

ある程度進んでから迷子にならないためにも、この目的は優先順位を決めて共有すると安心です。

ターゲット像はデザイン発注の時からバッチリ狙い撃ち!

ターゲット像もデザイン訴求の方向性を決める時から非常に重要なので、ガッツリ掘り下げて共有していただきたいところ。

デザインも商品の特性によって温かい商品には暖色系、冷たい商品には寒色系の色使いのような王道もありますが、ターゲット像によっては敢えてその王道を外し、違ったアプローチをご提案することもあります。

タンダ

ターゲット像はデザインの方向性を決める上で最大のキーポイントとなってくるので、ここは熱く語り合いましょう!

デザイン発注前に確認しておきたいスケジュールと予算

スケジュールと予算は伝えるべき優先度が一番変わってくる項目です。

「明確にスケジュールは決まっていなくて、年末にはできてたらなーくらいです」みたいなざっくりのスケジュールでしたらそこまでシビアになる必要はないのですが「来月中旬にはデータ入稿が必要です」のような明確に納期が決まっているものでしたら、デザイン発注前にご確認いただいた方が安全です。

それも商品内容やターゲットなどを詰める前に「どのような制作物がいつまでに必要か」を最優先で確認する必要があります。
もしも「そのスケジュールでは対応できません」となった場合にはスケジュールの組み直しの手配か、別のデザイナーへ打診する必要があるからです。

できれば、何かトラブルがあってもリカバリーできる、若干ゆとりのあるスケジュールでご依頼いただけると制作する人間としても安心できるのですが、タイトなスケジュールでも対応可能な場合がありますのでお問い合わせください。

そして予算がお決まりの場合は、先に教えていただくほうが話がスムーズです。

「予算はこの金額と決まっている」という場合には、その金額内で可能なご提案をさせていただきます。

「予算少なすぎるかも…」「つくったことがないから費用感がわからない」という場合も、お気軽にご相談ください♪

イメージがあればデザイン発注時にぜひ

もし「こんなイメージがいい!」というものがおありの場合はぜひ教えてください。

そのイメージが良い理由もお聞きし、他の案のご提案時にアプローチの参考にいたします。

この【イメージ】を伝える際に「漠然としたものはデザイナーが困るからなるべく具体的に」という情報もありますが、私たちの方から実例をお見せしてイメージの乖離が無いようにしていくのでご安心くださいね!

ただ、想定しているものがお互いに違うものだと後々困ってしまうので、完成イメージは打ち合わせの段階でしっかりすり合わせをさせていただきます。

デザイン制作をする使用メディアや広告サイズ

使用メディアや広告サイズがお決まりの場合は、スケジュール・ご予算と同時にお伝えいただくとスムーズです。

決まったゴールに向かって走るのみ!

一方で「メディアや広告媒体の選定から相談したい」場合にはご相談しながら決めることも可能です。

またはご予算だけが決まっている場合には、使用メディアとスケジュールのご提案もいたします。

場合によっては「この仕様で依頼したい」とお声がけいただいた場合でも「こちらの仕様のほうが割安になる」という場合はその旨をご提案することもあります。

特に紙媒体は単純にサイズと紙の厚さで価格が変わるものと、需要が多いから割安なものとがあるので、仕様に迷っていらっしゃる場合はお声がけくださいね!

ブレのないデザイン発注のコツは「想いを伝えること」

ちょっとクサく感じてしまうかもしれないのですが、私はデザイナーとして一番大切にしていることは「クライアントと同じ方向に向かって寄り添い走ること」です。

なので「どんな想いでその商品・サービスを開発したのか」「どんな想いを届けたいのか」はすごく重要ですし、デザインを考える上でも核になってきます。

そしてすでにある場合はともかく、デザインをする上で必要なコンセプトをつくる上でもこの「想い」も部分が非常に大切なのです。

タンダ

ぜひ商品やサービスにかける想いを私たちと語り合いましょう…!

まとめ

今回は初めてデザイン発注をする時に押さえておくべきコツとしてお伝えしてきました!

  1. 御社の業種と広告する商品の内容
  2. デザイン制作をして達成したい目的
  3. ターゲット
  4. スケジュール・予算
  5. イメージ
  6. 使用メディアや広告サイズ

レイアウトやデザインテイストも考えないと…!と思われる方もいらっしゃいますが、そこを考えるのがデザイナーの本分。

ぜひそこはまるっとお任せください!

そしてデザイン制作は意外と楽しいものなので、そのつくっていく過程のワクワクも共有して制作していけたら幸せだなと思っています。

タンダ

お客さまへ、御社の想いをお届けするお手伝いをさせていただけると嬉しいです!

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