SR鍼灸大阪の制作例

専門性は、求めている人に届いてこそ。

女性に響き、男性にも届く。不妊×鍼灸の情報発信サイト

SR鍼灸大阪様

Webサイト/ドメイン戦略/サイト構成設計/SEO設計/公開後の改善相談

SR鍼灸大阪のWebサイトのモックアップ

大阪・梅田のSR鍼灸大阪様。

複数の院を展開するSR鍼灸グループが梅田に開院するにあたり、基幹店となるWebサイトの立ち上げをお手伝いしました。

以前のサイトはご自身で構築されたものでしたが、梅田での新たな開院を見据え、ツールの制約を超えて高度な専門性を正しく発信できるWebサイトをつくりたい、というご相談からスタートしました。

単に情報を網羅したWebサイトをつくるにとどまらず、

グループ全体におけるこのサイトの位置づけはどうあるべきか。
不妊専門という高度な医療連携・学術性を、患者さんにどう届けるか。
公開後、現場でどのように情報を更新し育てていくか。

という根本的な設計から、一緒に組み立てていきました。

グループの将来像を見据えたドメイン戦略

最初に着手したのは、デザインの検討ではなくドメイン構造の選定でした。

すでに烏丸院や茨木院を展開されているSR鍼灸グループにおいて、大阪院のサイトをどのドメインに配置するかは、将来的なグループ全体のSEOやブランド資産に直結します。

そこで、考えられる4つの選択肢(サブドメイン、サブディレクトリ、.jp、co.jp)について、費用、信頼性、検索評価の蓄積しやすさ、今後の展開方針を比較資料として整理しました。

そのうえでご提案したのが「co.jp」の取得です。

一企業につき1つしか取得できないドメインのため、医療機関や学術連携を伴う治療院としての信頼性を強く裏付けることができ、将来グループサイトを統合する際にも法人の看板として機能します。

将来の構想を見据えつつも、まずは大阪院単体のサイトとして最小構成で公開し、将来的な統合時にも検索評価を損なわないリダイレクト手順まで設計したうえで、最適な土台を決定しました。

ドメイン4案の比較表。サブドメイン、サブディレクトリ、co.jp、.jpをおすすめ度・費用・信頼性・育てやすさで比較
ご提案時のドメイン比較表。

直感的な安心感と、学術的根拠を両立する情報設計

SR鍼灸大阪様の最大の強みは、伊佐治総院長の博士号取得や大学病院での臨床・研究実績に裏打ちされた、科学的根拠に基づく専門性です。

不妊治療という領域において、確かなデータと技術の蓄積は、相談を迷う患者さんにとって重要な安心材料になります。

設計において注力したのは、その専門性を提示する順序と構成でした。

不妊の悩みで最初にサイトを訪れる女性の多くは、まず「ここなら安心して話を聞いてもらえそうか」という直感的な空気感を感じ取られる傾向があります。

一方で、共に治療に向き合うパートナーの男性や慎重な検討者にとっては、客観的なデータや臨床実績の裏付けが信頼の決め手になることも。

そこで、冒頭では不安を和らげる清潔感のあるビジュアルと明快な言葉で受け止め、その直後に学術データや治療実績を整然と配置する二段構えの構成をとりました。

配色は安易なピンクに頼らず、落ち着きと清潔感のあるグリーンを基調とし、スマートで誠実な医療機関としての佇まいを表現しています。また、男性不妊の治療項目も女性向けと同等の密度でページを用意しました。不妊をご夫婦で向き合う課題として捉え、双方が納得して来院できる情報環境を整えています。

継続的な発信に伴走し、検索評価を育てていく土台設計

Webサイトの公開をゴールとせず、臨床現場の知見を継続して蓄積できる器として設計を進めました。

その中心となるのが、専門性の高い「鍼灸コラム」の設計です。日々の記事の蓄積が各診療ページやグループ全体の検索評価を押し上げるよう、カテゴリーやタグの構造をあらかじめ最適化しています。

単に記事を書いていただくだけでなく、他院との内部リンクの繋ぎ方や実践的なSEOの考え方を共有しながら、現場の知見が最大限の成果につながるよう伴走を続けています。

現場が持つ高度な専門知識をサイトの確かな資産に変え、より多くの患者さんへ届く形へと、公開後も一緒に育てています。

専門知識を「相談者の自分ごと」に変える言葉選び

公開後も実際の反響やアクセス状況を見ながら、表現や導線のブラッシュアップを継続しています。

たとえば、トップページの「寄り添い支える」というフレーズに対しても、他院で思うような結果が出ず深い悩みを抱えている方に届くよう、より切実な状況に即した言葉遣いへと見直しをご提案しました。

臨床データや統計の掲載においても、数値をそのまま置くだけでは読み手に解釈を委ねてしまいます。「このデータはどのような状態の患者さんに関係するのか」「読者は次にどんな情報を必要とするのか」という読者視点の文脈を丁寧に補足しています。

現場の症例や患者さんのリアルな悩みを伺いながら、高度な専門知見を、治療を迷っている方が一歩を踏み出せる言葉へと変換していく。その対話を、公開後の運用改善でも重ねています。

公開後にどんな変化があったかは、伊佐治様ご自身の言葉で語っていただいています。あわせてお読みください。

制作・支援の範囲

Webサイト/ドメイン戦略/サイト構成設計/SEO設計/公開後の改善相談